熱田神宮は伊勢神宮に次ぐ由緒ある大宮で、三種の神器の一つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀って建てられたのが創始とされています。
約6万坪の境内には樹齢千年を越える大杉や、歴史を物語る約6,000点もの奉納品が収蔵展示されている宝物館があります。
又、織田信長が桶狭間の合戦前に戦勝祈願したことでも有名で、当時からも人々の信仰の深さを伺えます。こんもりと茂る森の中で、しばし都会の騒々しさを忘れ、古人にかえった心地を味わうことができます。
熱田まつりは熱田神宮最大の祭典で、天皇陛下のおつかい(勅使)が参向される熱田神宮の祭典の中で最も重要かつ荘厳なお祭りです。
熱田まつりといえば、「献灯まきわら」が有名です。1年間の無病息災を祈り、日数と同じ365個のちょうちんを半球状に飾ったもので、夕暮れに明かりが灯ると、周囲は幻想的な雰囲気に包まれます。
地元では熱田まつりから浴衣を着る習わしがあり、浴衣姿でお参りをする人の姿を多く目にします。
夜には花火大会が行われ、名古屋の初夏の風物詩となっています。
白鳥庭園は1989年開催された世界デザイン博覧会のパビリオンとして
整備され、閉幕後に本格的日本庭園として開園しました。
敷地面積約3.7ヘクタールと名古屋市内随一の規模を誇る庭園で、中部地方の地形をモチーフに作られています。築山を御嶽山、流れを木曽川、池を伊勢湾に見立て作られており、源流から大海までの「水の物語」をテーマとしています。
園内には茶室があるのでお茶を飲みながらゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
江戸時代、東海道の宿場町であった熱田は「宮」とも呼ばれ、桑名までの海路「七里の渡し」の船着場としても栄えていました。現在は、宮宿の特徴を伝える船着場を整備し、歴史公園となっています。
「時の鐘」は東海道を旅する人に時刻を知らせる役割を果たしていました。昭和20年に戦災で焼失してしまいましたが、昭和58年に再建されました。
今も尚、1日に3回定刻になると鐘が鳴り響き、昔と変わらず熱田の住民に時刻を知らせています。
※取材日 平成 24年 1月
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