皇大神宮(内宮)は、皇室のご祖神の天照大神(あまてらすおおみかみ)をおまつりする、日本で最も尊いお宮です。約二千年前までは大和国(現在の奈良県)の皇居におまつりされていましたが、崇神天皇が国を治めたのを期に皇居を出て、各地を巡礼した後、伊勢の地に落ち着きました。現在も昔のままの大自然が守られており、神秘的で洗練された自然を満喫し静かな気持ちで参拝することができます。
お参りの作法は「二拝、二拍手、一拝」「右側通行」が一般的な作法となっています。
豊受大神宮(外宮)は、天照大神のお食事を司る神の豊受大神(とようけおおみかみ)をおまつりしており、私たちの衣食住をはじめあらゆる産業をお守り下さる神様です。内宮創建から500年後に山田原に迎えられました。時間の都合上、内宮のみ参拝して帰路に就くことも少なくないと思いますが、本来は先ず外宮を参拝してから、内宮に参拝するのが正しい方法とされており、天皇や皇族方は外宮から参拝されます。
「二拝、二拍手、一拝」の作法は同じですが、内宮は「右側通行」なのに対し、外宮は「左側通行」などの違いがあります。作法を心がけ参拝をすると、心を落ち着かせ清らかな気持ちを感じることができるのではないでしょうか。
伊勢に来たなら一度は食べてほしい名物「伊勢うどん」と「手こね寿司」!
たまり醤油の黒い濃厚なタレと、太くてやわらかいが少しこしがあるうどん・・・それが伊勢うどんの特徴です。
手こね寿司は赤身の魚を、醤油を中心としたタレに漬け込んだ後、寿司飯と合わせて食べます。考案したのは漁師とされ、沖での忙しい鰹漁のさなかの食事として、獲れた鰹を千切りにして醤油を付け、炊きたてのご飯に手で混ぜて食べたのが始まりとされています。
素朴ですが、一度食べたら、くせになる味です!是非ご賞味あれ!
伊勢神宮・内宮の前で栄えるおはらい町。宇治橋から五十鈴川に沿って続く約800mの石畳の通りには、お伊勢さん特有の妻入・切妻様式の木造の建築が軒を連ねています。伊勢神宮の門前町として栄えた宇治地区は、江戸時代には年間200~400万人もの参宮客が押し寄せる庶民の憧れの地でありました。当時、日本全国から参宮客を集めた御師と呼ばれる人々がこの通りに館を連ね、客人をお祓いや神楽でもてなしたことから、いつしか「おはらい町」と呼ばれるようになったといいます。
沿道には沢山の土産物店・飲食店が建ち並んでいるほか、おはらい町の中ほどには江戸時代~明治時代の伊勢の代表的な建築物が移築、再現され、老舗の味、名産品が楽しめる「おかげ横丁」もあります。
伊勢神宮参拝後のお楽しみとして町歩きで古き良き時代の伊勢を体感して下さい。
※取材日 平成22年5月
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