岡崎城は徳川家康公生誕の地で『神君出世の城』として全国にその名を知らされています。現在の天守閣は、昭和34年に再建したもので、2階から4階までが歴史資料館、5階が展望室となっています。岡崎城がある岡崎公園には家康公が能楽や茶道を大切にしていたことから『二の丸能楽道』や『茶室』が園内に建設されています。
岡崎城へ行った際におススメなのが『からくり時計塔』。定刻になると能の音楽に合わせて能を舞い、最後に有名な遺訓を語る趣向を凝らした時計塔で見る人を楽しませてくれますよ。
大樹寺は松平家・徳川将軍家の菩提寺として有名です。国の重要文化財に指定されており、松平八代の墓や家康公の木像、徳川歴代将軍の等身大の位牌が安置されています。
先述の岡崎城と大樹寺を結ぶ約3kmの直線は「ビスタライン」と呼ばれています。
これは徳川三代将軍家光が、大樹寺の伽藍の大造営を行う際に、「祖父(家康)生誕の地を望めるように」との想いを守るため本堂から三門、総門(現在の大樹寺小学校南門)を通して、岡崎城が真中に望めるように伽藍を配置したことに由来しています。このことからも徳川家と大樹寺の関係の深さが伺えます。
岡崎の名物である八丁味噌は岡崎城より西へ八丁(870m)の距離にある八帖町で作られたことから『八丁味噌』と呼ばれるようになりました。
江戸時代初期から大豆と食塩のみを原料として大きな杉桶に仕込み重石を山のように積み上げる独特の製法で作られます。天然醸造で二夏二冬以上熟成させた味噌はうまみが多く、渋みがあり、甘みが少ないのが特徴です。
岡崎で是非食べて欲しいのが『八丁味噌ソフト』!! 意外な組み合わせですが、最初にバニラの甘さを感じ、その後味噌のしょっぱさがじわっとくる、絶妙な味です。
岡崎市内には徳川家ゆかりの神社が多くあります。 六所神社は家康公の産土神として篤い崇敬を集めてきた神社で安産の神様として有名です。寛永11年(1634年)から同13年にかけて徳川家光の命を受けて改築されたもので当時は五万石以上の大名以外は本殿に上がることを許されなかったそうです。桜門は権現造の絢爛豪華な門になっており華麗な彫刻が刻まれており、国の重要文化財となっています。
他にも家康公が大きな合戦の際、必ず参詣したと伝えられている『伊賀八幡』や『滝山東照宮』など多くの重要文化財があります。 休日には家康公の歴史を感じる寺院巡りはいかがでしょうか。
※取材日 平成22年7月
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